(4)環境問題
大量生産・消費・廃棄を繰り返してきたこれまでの生活様式は、地球規模での環境問題を深刻化させており、近年の異常気象の要因にも挙げられています。地球温暖化(*1)の原因とされる温室効果ガスの削減を目指して取り交わされた京都議定書の目標達成に向けて、国を挙げて地球環境の保全や資源の循環利用を推進するなど、環境に配慮した暮らしへの取り組みが、行政はもとより民間企業や団体などでも盛んに進められています。
本市においても、森林の荒廃、琵琶湖の水質の悪化や藻の繁茂、外来動植物の急増、ごみの散乱等、生活環境への影響が心配されていますが、高島市環境マネジメントシステム(*2)(LAS-E)の取組みや、市民から環境保全に対する活動意欲が高まっており、ごみの減量化や環境にやさしい暮らしへの展開が積極的に進められています。
地域の貴重な資源である美しい水と緑の環境を守り、誰にとっても暮らしやすく誇りと愛着を感じることができる高島市となるよう、自然との共生社会に向けての学習、意識啓発を進めるとともに、市民、事業者、行政がそれぞれの役割と責任において、公害防止やごみの資源化、省エネルギーの推進、自然エネルギーの活用など具体的な施策を検討し、環境への負荷を低減する社会システム(循環型社会(*3))の構築を図っていく必要があります。
*1 温暖化 二酸化炭素などの温室効果ガスの増加により、地球の気温が高まり、自然や生活環境に悪影響が生じる現象。
*2 環境マネジメントシステム(LAS-E) 環境配慮や環境政策に取り組むためのしくみを、自治体が確立運用し、その取り組み内容が環境自治体としてふさわしいかどうかをチェックするための基準。環境自治体スタンダードとも言う。(LAS-E:Local Authority's Standard in Environment)
*3 循環型社会 かつて高度経済成長を支えた大量生産・大量消費を見直し、資源を有効に使い、ごみをリサイクルするなどして、環境にできるだけ負荷をかけない社会を言う。