安曇川地域魅力ある地域づくり事業 ~郷土料理の伝承 ~

お雑煮(味噌仕立て) 

材料

丸餅        4個
水     カップ3と1/2
頭イモ(里芋)
白カブラ        1/4個
昆布       10cm
かつお節      10g
味噌(白)

作り方:

  1. 里芋の皮をむき軟らかく煮る。
  2. カブラは食べやすく切る。
  3. だしをとる。昆布を水につける(1時間)、火にかけ沸騰前に取り出す。かつお節を入れくらくらと火を入れる。すぐに火を止め、かつお節が沈むのを待ってからこす。
  4. カブラを入れ軟らかく煮る。味噌を入れ里芋を入れる。餅を入れ弱火で崩れないように加熱する。

※ 固い餅は、あらかじめ湯の中で軽く煮て入れると汁が濁らない。       
 

雑煮(ぞうに)とは

正月になぜ『雑』なものを食べるのか?

正月といえば、まず「雑煮」を思い浮かべる人が多いと思います。

もともと雑煮は、年神様に供えた餅を神棚から下ろし、それを野菜や魚介等で煮込んで作った料理で『雑煮餅』と言いました。

雑煮はもともとは正月用ではなく、室町時代ごろの儀礼的な酒宴などで出されたのが始まりです。

最初に雑煮を食べて胃袋を安定させてから酒宴に移るための前菜だったものが、やがて正月料理になったといいます。